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現場だより:書写井堰ゲート製作据付工事 近況報告【兵庫県姫路市】宇野重工

工事名:書写井堰ゲート製作据付工事

発注者:姫路土地改良センター

社内工事番号:202101008

 

兵庫県姫路市書写井堰ゲート、完成しました。

 

先日、書写井堰ゲートの据付完了の現場だよりを投稿しましたが、
今回は工事が完成しましたので、その様子をお届けします。

 

書写井堰ゲートは、1門当り幅約32m高さ2.8mの可動堰2門で構成されています。

写真から油圧シリンダーは確認できますか。

この見えている4本の油圧シリンダーで、2門を立ち上げています。

1門あたり38tの扉体とそれに掛かる水圧をφ400の大きなシリンダー2本でゆっくりと起こします。
油圧ってものすごい力ですよね。

上流側に回ると、こんな感じです。約25分で、これだけの水が貯まりました。

これにより、上流の取水口から農業用に水を流します。
水門は、災害時に河川の氾濫を防ぐイメージが強いかと思いますが、
書写井堰ゲートのように、取水量を調整するためにも活躍するんですね。

近くで見てみるとこんな感じです。

迫力があります。

大きな水門なので、分割して据付をして、据付後に溶接されたそうです。

竣工検査の日には、水が越流して、魚道にも水の流れができていました。

弊社は全国で多数水門の実績がございますが、約65m幅の河川をせき止める水門は久しぶりの施工でした。

この約2年半にわたる長期の工事を無事故で無事終えることができたのも、
発注者様、地元の住民の皆様、協力会社様のご理解・ご協力のおかげです。皆様に感謝申し上げます。

最後に、扉体の起き上がる様子をぜひご覧ください。
(動画は16倍速で実際には30分程度かかっています。途中画面揺れにご注意ください。)

現場代理人・監理技術者:西山 営業担当:野倉

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